今週の週刊女性がギョッとするタイトルを載せていた。
愛子さま 待望論高まるも「天皇にはならない」
記事内の、長いタイトルver.はこちら
愛子さま 絶賛「会見」で”待望論”が過熱するも——
それでも「天皇にはならない」!
この「 」は、いったい誰のセリフなのか。
と思いつつ読み進めると、見開き2Pの短い記事。
何のことはない、
①愛子さまの会見が悠仁さまの卒業式とバッティングしたこと、
②愛子さまの会見の素晴らしさ、
③小室さん夫妻(または秋篠宮家)との比較、
これで2/3をとっている。
最後の1/3で、皇位継承に関する有識者会議の
報告書を紹介。
①「悠仁さままでの皇位継承はゆるがせにしては
ならない」と明記されていること、
②皇族数確保のプランに、結婚後も女性皇族が
皇室に残る案があるが、強制できないのではないか
ということ、
③皇族として務めを果たしたいという
お気持ちがある愛子さまは、悠仁さまの”相談役”に名乗りを
上げられるのではないかという秋篠宮家関係者のコメント。
なんじゃそりゃ!
「天皇にならない」のではなく、
「天皇になれない」という話ではないか。
しかもサブタイトルに
期待されるマル秘ポジション就任って
あるけど、それが秋篠宮家関係者の
コメントにある「相談役」!?
週刊女性は、女性が主体の雑誌じゃないのか。
これだけ待望されていても愛子さまは天皇になれない、
この現状に疑問を呈する一文くらい
あったっていいのではないか?
この「相談役」とやらを記事の最後まで引っ張って、
愛子さまと悠仁さま、「同世代のおふたりが
心を通わせ合っているのかもしれません」(皇室担当記者)
なんて締めくくり、お茶濁し記事としか言いようがない。
皇室担当記者は無知なのか?
それとも男系原理主義者で、
有識者会議の報告書を楯に
ともかく愛子さまを待望する人々を
黙らせようとしているのか?
これでは、天皇(=男)のサポートに回ってね、
決まりなんだから疑問は持たないでしょ、
女なんだから当然でしょ、
と週刊女性が主張していると
受け取られてもしかたがない。
「女というだけでなぜ天皇になれないのか」
という当然の疑問に一切触れていない点、
「女性」を冠する雑誌なのに、
それでいいのか週刊女性。
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